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不眠症治療薬について

睡眠には、脳と身体を休ませる働きがあります。不眠症などの睡眠障害で十分な睡眠がとれずにいると、脳と身体の疲労が回復せず、集中力や判断力、記憶力などが低下します。また、糖尿病などの生活習慣病や心疾患にかかりやすくなるともいわれています。


よりよい眠りのために!


不眠症とは

不眠症とは睡眠時間の長さではなく、目覚めた時にだるさや眠気があり、日常生活を行っていく上で支障をきたしてしまう程度によって判断されます。睡眠時間がたとえ長くても起きた時の状態がまだ眠かったり、だるさがあるようだと不眠といえるでしょう。逆に睡眠時間が短くても目覚めが爽快であれば不眠ということにはなりません。


不眠症の症状

不眠と身体の不調には密接な関係があり、不眠から起きる体調不良には、動悸・息切れ・体重減少・頭痛・めまい・胃腸不良・腰痛・肩こり・慢性疲労が挙げられます。また、精神的にもイライラや落ち込みを持つことが多く、うつ病と診断される可能性も高くなってきています。

次に挙げる症状が慢性的に続き、十分な睡眠が得られず、日中に疲れやすい、集中力がない、だるいなどの不調が現れ、仕事や生活に支障をきたすようなら、不眠症の治療が必要になります。

−入眠障害−

寝床に入って眠ろうとするが、30分以上経過してもなかなか眠れない。

−中途覚醒−

一晩に何度も(3回以上)眼を覚まし、眠ろうとしても眼が覚めてしまい眠るまでに時間がかかる。

−熟眠障害−

眠りが浅く、グッスリと熟睡できた感じがしない。

−早期覚醒−

朝早く予定の起床時間より2時間以上早く目が覚める。


不眠症の原因

原因として挙げられるもののひとつに、加齢があります。年齢を重ねると、眠りが浅くなります。これは、老化に伴う脳機能の変化や、運動量の低下などが影響するものと考えられています。また、女性の場合、閉経後に不眠症になることがあります。まだはっきりと解明はされていませんが、性ホルモンの減少が原因と考えられています。そのほか、睡眠無呼吸症候群、むずむず足症候群による睡眠障害も知られています。また、糖尿病、高血圧、心疾患、うつ病、薬の副作用などが原因で不眠症になることもあります。


不眠症の改善

眠れない体質を少しずつ改善する薬があります。メラトニン受容体(睡眠促進)に作用し、身体を活動から休息の状態へ切り替えることで、鎮静作用によらない眠りへ導きます。


不眠症治療薬「ベルソムラ(スボレキサント)」

ベルソムラは、オレキシン受容体拮抗薬という新しいカテゴリーの不眠症治療薬です。今までの睡眠薬とは違い、脳の覚醒状態を抑制することにより眠りをもたらします。高まった覚醒を抑えることにより、睡眠に切り替わることを助け、自然な睡眠へと導きます。寝つきをよくし、夜間の眠りを維持する作用があります。入眠障害や夜間に何度も目が覚めてしまう熟眠障害にも効果が確認されています。通常成人は、1日1回1錠(20mg)を、高齢者には1日1回1錠(15mg)を就寝直前に経口投与します。


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