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糖尿病治療薬SGLT2阻害薬について

これまで日本人の2型糖尿病では、早くからインスリン分泌能が低下してしまう痩せた患者が多かったのですが、最近では高脂肪食や運動不足を背景にインスリン抵抗性が前面に出た、肥満した患者が増加してきました。肥満を伴う患者の体重をいかに管理するかという問題が指摘されているなか、尿糖の再吸収を抑制し、余剰な糖を尿中に排出させて血糖降下作用を発揮するという、インスリンに依存しない新しい作用機序を持つSGLT2阻害薬が登場しました。


比較的若い肥満患者が適応!


SGLT2阻害薬(2型糖尿病治療薬)について

SGLT2阻害薬は、腎臓で原尿からのグルコースの再吸収を担っているSGLT2の活性を阻害し、尿糖排泄を促進させ血糖を下げる薬剤です。また、エネルギー源であるグルコースを尿糖として排泄しエネルギーバランスが負になるため、脂肪の分解が亢進することで体重減少効果があります。


SGLT2阻害薬(2型糖尿病治療薬)適応について

グルコースを排泄することからエネルギーバランスが負になるため、脂肪組織(なかでも内臓脂肪)の分解が進み体重が減少します。脂肪が分解されればケトン体が出てきますが、糖尿病が進行してインスリン分泌能がかなり低下しているような患者では、ケトン体が蓄積しやすくなります。また、肥満者であればまず脂肪組織が分解されますが、痩せていて脂肪組織が少ない患者では、エネルギー枯渇状態になると筋肉を分解して糖新生を亢進させようとします。筋肉の少ない高齢者では、さらなる筋肉の減少によって転倒・骨折やADLの低下といったリスクが増大します。これらを踏まえると、比較的若く腎機能が保たれた肥満の2型糖尿病者が、よい適応とされています。


日本で使用可能なSGLT2阻害薬

−イプラグリフロジン−

スーグラ

−パグリフロジン−

フォシーガ

−ルセオグリフロジン−

ルセフィ

−トホグリフロジン−

デベルザ、アプルウェイ

−カナグリフロジン−

カナグル

心血管イベント(心血管死、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中)を14%、アルブミン尿進展を27%抑制

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