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レビー小体病認知症について

レビー小体病は運動障害も現れる認知障害の一種で、一次性認知症ではアルツハイマー病に次いで多い病気です。一次性認知症全体の約2割を占めるといわれるほど比較的頻度の高い痴呆性疾患として最近国際的に注目されています。記憶障害が多いなど、アルツハイマーやパーキンソン病に似ている症状が現れますが、決定的に違うところは病気の初期から「幻視」が多くみられることです。


レビー小体病は早期発見が大事!

レビー小体病とは

レビー小体病は、初期に幻覚(特に幻視)や妄想が出ます。そのうちに、物忘れなどの認知症の症状が現れ、さらに体が硬くなる・動作が遅くなる・小またで歩くなど、パーキンソン病に似た運動障害が出てきます。徐々に進行して認知症がひどくなり、高齢者は数年もすると寝たきりになることも多い病気です。レビー小体病患者の物忘れは、アセチルコリンの低下が関与しているため、これを増加させる治療を行うと物忘れが改善します。早期に正確に診断することで、治療効果が期待できる疾患ともいえます。


レビー小体病の特徴

脳内の神経細胞内に「レビー小体」という特殊なタンパク質の固まりが出現することが確認されていて、これが大脳皮質全体に多く出現するので、「レビー小体病」と呼ばれます。これは加齢による脳の変性によるものと考えられています。アルツハイマーなどとの最大の違いは、初期症状に「幻視」がみられることです。発症は60歳以降のことが多いので、老年期の認知症と思われがちですが、稀に40歳代の発症もあります。症状が進行するとパーキンソンにも似た運動症状が現れるので、パーキンソン病と間違われることもありますが、早期に診断ができれば症状の改善が期待できる疾患です。

治療としてはアルツハイマー病治療でも使用する薬物や、パーキンソン症状が出ている時はパーキンソン治療薬も投与されます。幻視が多発するため、患者本人は非常に不安感が強いので、一人にしない、幻視を否定しないなどの対応が必要です。


レビー小体病の症状

レビー小体病は典型的な症状の他に、アルツハイマー病やパーキンソン病に似た症状が現れます。

−典型的なレビー小体病の症状−

・幻覚(幻視、幻聴、等)

・無反応

・無秩序な態度

・錯乱

・睡眠障害、せん妄

・自律神経の機能障害(便秘、血圧の変動、失禁、性的機能障害)

・日内変動が激しい

−アルツハイマーと似た症状−

・時間と場所の認知障害

・気分、態度の変化

・判断力、分別、見識の減少

・独創力、統率力の欠如

・注意力散漫、記憶の混乱

−パーキンソン病と似た症状−

・筋肉の収縮(ゆっくりとした動作、凍ったような姿勢)

・バランスの悪さ、ひきづるような足取り

・手足の震え

・猫背の姿勢

・嚥下困難、弱々しい声

・気絶、卒倒


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