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静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓庄・肺血栓塞栓症)

体には、心臓から手足のほうへ流れている動脈と、手足から心臓のほうへ流れる静脈があり、このなかを血液が流れています。心臓はポンプの役目をして、血液を動脈に送り出しています。静脈にはポンプはありませんが、代わりに力を入れて手足を動かすなどの筋肉の収縮で、静脈の流れが速くなります。怪我をした時に経験があると思いますが、傷からの出血はしばらくすると自然に止まります。このように血液が固まることを凝固(ぎょうこ)といいます。血液を循環させるために、血管内部では血液は凝固しませんが、脚を動かさないでいると脚の静脈血の流れが悪くなり血の固まり(血栓)が発生します。その血栓が肺の血管を詰まらせたりすると、時に生命を脅かす危険性があります。


よく脚を動かしましょう!

静脈血栓塞栓症とは

静脈血栓塞栓症は一般的には、エコノミークラス症候群・旅行者血栓症と呼ばれています。手足の静脈のなかで血液が凝固することがあり、これを深部静脈血栓症といいます。その血栓が血管のなかを流れて肺の動脈に詰まる病気を肺血栓塞栓症といいます。「深部静脈血栓症」と「肺血栓塞栓症」は連続した病気ですので、合わせて「静脈血栓塞栓症」と呼んでいます。


原因

静脈の流れは、歩行や足の運動で起こる筋肉の収縮によって助けられています。そのため、長時間同じ姿勢のまま脚を動かさないでいると、静脈の血液の流れが遅くなり血栓ができます。静脈内の血栓が血管を流れていき、肺の動脈に詰まると肺血栓塞栓症となります。日常生活でも、小さな血栓ができて肺の動脈に詰まることがありますが、自然に溶けるので心配はいりません。


予防

歩行や足首の運動、脱水を避けることが有効です。血栓が生じる原因の一つは血液の流れが遅くなることです。脚を長時間動かさないような時は、足首の関節をそらしたり、つま先を伸ばしたりする運動が最適です。また、ふくらはぎの筋肉が伸縮することで脚の静脈の血行が良くなり静脈血栓の発生を防ぎます。体を自由に動かせない状態では弾性ストッキングを着用する圧迫療法が推奨されています。水分補給も不足すると、血液が正常の状態より濃くなって固まりやすくなりますので、十分な水分補給も心掛けましょう。


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