消化器外来(Digestive foreign)
日本における死因の第一位は悪性腫瘍で、全死亡原因の約3分の1を占めます。その中でも、消化管癌は死因の上位を占めています。男性では胃癌が2位・大腸癌が3位、女性では大腸癌が1位・胃癌が2位となっています。これらの消化管癌は、適切な診断・治療により比較的高い確率で治癒することが知られており、早期に発見すれば決して怖くない病気であるといえます。
食道、胃、十二指腸、肝臓、胆のう、膵臓に心配のある方は、受診をお薦めします。
非常勤の医師による各専門外来は事前の予約が必要です。予約状況によっては、ご希望の日時にお受けできない場合がございますので、ご了承ください。また、専門外来の診療時間及び曜日は変わることがありますので、診察をご希望の方は、あらかじめお問い合わせください。下記以外は、頭痛専門医且つ日本神経学会指導医の院長が随時診断を行います。
後町 成輔 (国立病院機構神奈川病院 消化器科医長)
外来診療担当 | 毎週火曜日午前 |
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消化器内科領域全般
柴田 進 (伊勢原協同病院 消化器内科)
上部消化管内視鏡検査 | 毎週水曜日午前 |
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消化器内科専門外来 | 毎週水曜日午後 |
消化器内科一般、上部消化管内視鏡施行
新薬について
胃食道逆流症(逆流性食道炎)、胃・十二指腸潰瘍、胃・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ除菌の治療や予防効果の高い、プロトンポンプインヒビター(PPI)タケキャブ(ボノプラザンフマル酸塩)が、平成28年3月より長期処方が解禁されました。難治性の潰瘍にも優れた効果を発揮することから、胃潰瘍や逆流性食道炎の治療に第一選択されることが多くなり、胃潰瘍の原因菌“ヘリコバクター・ピロリ”の除菌補助にも有用です。